この春から沖縄を離れて8年ぶりに愛知に戻ってきた。
沖縄で4年3ヶ月暮らしていたので、沖縄移住を検討している人に参考になるかもしれない感じで振り返りを書いてみる。
気候
沖縄の気候は最高としか言いようがない。
- 冬暖かいのはもちろん、夏もそこまで暑いわけではない、真夏でも最高気温だけで見れば東京の方が暑い
- ただし日差しは強い、頭痛がするのでサングラスをしていたレベル、慣れたらどうということはなくなった
- スギ花粉が飛んでない、控えめに言って神
- 常に湿度が高く、ノドがやられることが少ない、そのかわりカビに注意
台風
- 直撃すると本当にヤバい (過去ブログ参照
- 突然来る、威力が強い、長く居座る
- 5m くらいあるガストの看板が折れる
- 食料の備蓄がないと餓死する (直撃前日になると食料品が売り切れる、過ぎ去った後も数日は食料品が品薄になる)
- 直撃する頻度としては年に一度あるかないか程度なので、直撃しなければそれほど恐れる必要はない
自然
- 当然のように海は綺麗、近所に最高のビーチがある環境に慣れてしまってヤバい
- ハブ注意の看板はよく見るが、住宅街近辺では野生のハブは一度も見なかった
- でかいゴキブリが出ると聞いていたが、6階に住んでいたせいか最後まで見なかった
- 住宅街で「キャキャキャキャ」と鳴いていたらヤモリ、沖縄のヤモリは鳴く
食
- 沖縄料理、食べてるうちにかなり好きになってきた
- 沖縄のうまい食材といえばまず豚肉、とにかく美味いし安い
- ソーキそばは店ごとに特徴が全然違うので開拓するのが楽しい
- 気温が高いせいで食べ物がすぐ腐る、特にお弁当などは注意
米軍
政治的な諸々に関してはノーコメントで。
- 飛行機はうるさい、慣れるしかない
- Y ナンバー車には気をつけていたが、ひとまず4年間は問題なく過ごせた
- アメリカンなコミュニティにあまり関わりにはいけなかった、もったいない
子育て
- 沖縄県の出生率はぶっちぎり全国1位、待機児童が多くて保育園に入れるかヒヤヒヤした
- 子供が保育園でうちなーぐち覚えてきて親が「???」となるの面白い
- 子「今日ちーごーごーした!!」 親「???」
- 観光地なので遊びに連れてく選択肢は多くて良かった、ただし車が必須
文化
- エイサーが練り歩いているのは結局一度も見れなかった (コロナなどの影響で)
- 「慰霊の日」という沖縄独自の祝日がある、弊社は通常営業だったが保育園が休みになったのでちょっと困った
- 同僚達 (主に若者) は標準語を喋れるので、仕事している分にはそこまでうちなーぐちは覚えなかった
- 「〜しよーね」は言うかもしれない
車社会
- 那覇在住でなければ車はあったほうが良さそう、バスは走っているが難易度が高い
- 車は潮風ですぐ錆びる、買ったときに防錆コーティングしてもらった
- 本土に車を運ぶには時間も金もかかる、那覇 → 名古屋 で7万円くらい & 1週間くらい
チェーン店
- 本土のチェーン店は割と沖縄にもある
- 「最寄りのセブンイレブンは台湾」というネタがあったが、ここ2,3年でセブンイレブンができてきた、いまは普通にある
- 最寄りのサイゼリヤは台湾
IT コミュニティ
- 東京ほど人数はいないが、沖縄にもすごい IT 技術者がいる、むしろ東京より界隈が狭いので凄い人とカジュアルに出会えた
- ハッカーズチャンプルーみたいな大きいイベントもあって良かった
- IT コミュニティがコロナで軒並み活動休止してしまったので今後に期待
生活
- 電波時計が使えない、電波届かない
- ATM で二千円札出てくる
- Amazon はじめ通販は遅い、1週間以上かかることも珍しくない
- ネットで家具を買おうとすると「配送不可」と言われてしまうので沖縄で買うしか無い (泡瀬にあるデカい家具屋が良い)
- 水道水の硬度が高い、飲んでわかるレベル、浄水フィルター使ってた
- ガソリンスタンドが価格を掲示しない謎文化
仕事
- 電車通勤しなくていいの最高 (会社から徒歩圏内に住んでいた)
- 客先に出張に行くたびに飛行機乗ってて大変だった (ANA のプラチナステータスになれたのは良かった)
- コロナ以降はお客様がリモート会議に対応した結果、出張がほぼ無くなって逆に働きやすくなった
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