ほとラボ

It works!

カメラ沼に片足をつっこむ

開封直後の SONY α7C II

カメラ沼に片足を突っ込んでみることにした。

昨年は自作キーボードにハマってまぁまぁ好き放題に部品を買い漁っていたが、昨年一年間に自作キーボードに使った金額を、カメラ沼は初期投資だけで優に超えていった。恐ろしい趣味だ。

スマホでは撮れない写真を

もともと写真には少しだけこだわりがあり、iPhone はカメラ性能だけのために Pro シリーズを使用している。以前は「スマホの望遠カメラなんて使わない」と思っていたが、いざ買ってみたらめちゃくちゃ使う。子供を撮るときなどにおそろしく便利で、もうスマホは望遠カメラがないやつは使いたくないというほどになってしまった。

そこから「iPhone のメインカメラと望遠カメラだけでここまで差があるのだから、ガチのカメラはもっとすごいのではないか?」と興味を持つに至る。そのような経緯からして、今回カメラ沼に足をつっこむためのテーマは「スマホでは撮れない写真を」である。

「良いカメラを買って、何を撮るのか?」と訊かれるが、ぶっちゃけどうでもよい。

世の中には手段の為ならば目的を選ばないという様な、どうしようもない連中も確実に存在するのだ
― 少佐 (HELLSING)

そんなことは、 買ってから考えればいいのだ。

センサーはデカければデカいほうが良い

スマホでは絶対に実現できないことは何か?それはクソデカイメージセンサーである。例えばフルサイズ機のイメージセンサーはスマホより7倍以上大きく、このサイズのセンサーが iPhone に搭載される日はいくら待っても来ない。

イメージセンサーが大きいと何が良いか?すごいボケる写真が撮れる。 iPhone でもポートレートモードなどを使えばボケ写真が撮れるが、あれは深度マップを活用するなどしたソフトウェア画像処理でしかないので、つまり偽物である。偽物でも別に困りはしないのだが... ガジェットオタクとしては、光学的に「本物のボケ」を捉えてみたい... みたくない???

素人が入門できる最大サイズのイメージセンサーはフルサイズである。一回り小さい APS-C 機のほうが値段も持ち運びやすさも手頃で入門機っぽいが... そこを妥協してしまうと今回の「スマホでは撮れない写真を」という趣旨がブレてしまう。家電量販店で RICOH GR IV を触ったらめちゃくちゃ軽くてだいぶ心が揺れたが...。ここは気合を入れてフルサイズ機をやっていく。

購入した諸々

初期投資としては総額で35万円くらいだった。中古を漁れば同じモノで30万円を切ることもできたのであろうが、素人なので安牌をとって新品で買った。

カメラ本体 + ズームレンズ

カメラに詳しそうな同僚たちに伺ったところ「SONY が安定」と複数人から返ってきた。それとは別でフルサイズ入門機をいくつか調べていたときに「コンパクトで良さそう」と思っていたのが SONY α7C II だったので、「もうこれでいいでしょ」となった。ひとつ前のモデルである SONY α7C でも良かった説は正直ある。

単焦点レンズ

今回はボケる写真が撮りたかったので F1.8 単焦点レンズを買った。入門向けっぽい安めの単焦点レンズがあるので助かる。

レンズフィルタ

「レンズフィルタはつけておけ」と天からのお告げがあったので買っておいた。

SD カード

microSD ではない通常サイズの SD カードを買ったのなんて何年ぶりだろうか。SONY α7C II のマニュアルに「UHS-II 対応」と書いてあったので UHS-II のやつを買ってみたが、そこまで必要かどうかはわからない。

入門書

カメラ本体が届いたあと、操作方法が一切不明で「なにもわからない」状態に陥ったため買った一冊。Amazon レビューによると SONY 公式サイトの「α7C II 活用ガイド」と内容が大差ないらしいが、物理本として持っておいてパラパラ眺めたほうが良さそうだったので買ってみた。

カメラバッグ

冒頭に書いた通り今回のカメラ購入には「目的」がないので、なんとしても持ち歩く習慣をつけて色々撮るようにしていきたい。普段からカメラを持ち歩けるようにするには「カメラが持ち運びやすいバッグ」を買っていてダメで「普段持ち歩いているバッグにカメラが入っている」状態にしないといけないと思ったので、リュック型のやつを買った。

まとめ

まだ買ったばかりなので「買ってよかったかどうか」は全然わからないが、とりあえず「今年はカメラ沼をやっていくぞ」という所信表明であった。

操作方法が一切わからないまま撮影した最初の1枚

分割キーボードをはじめよう2025

みんな Cornix1 買ってる。買ってへんのお前だけ。

ちょっと前まで分割キーボードなんて基板にダイオードをはんだ付けする変態たちの嗜みでしかなかったはずなのに、いつの間にか市民権を得ている。流行ってるのは日本だけらしいが。

えっ 君らそんな変態キーボードにカジュアルに手を出して大丈夫なん?? キー数少ないからレイヤー操作に慣れないといけないけど大丈夫? と少し心配になる。

とはいえこれは僥倖で、いにしえからの分割キーボードユーザ2 としてはこれをちょっとしたブームで終わらせずしっかり盛り上げていきたい。そうすれば製品の選択肢が増えるので。

この記事は「おれはこんな分割キーボード使ってるぜ、みて!!」である。初心者にオススメできるポイントも説明するので、初心者にこそ読んでほしい。Cornix を買うでもいいけど、他にも選択肢があることを知ってほしい。

いま使ってるやつ

「普通の Corne やないかい」 というツッコミが飛んできそう。いや、それはそうなんだけど。そういうツッコミをする人は対象読者ではないので。

この Corne V43 は分割キーボード入門機としてオススメできる理由があって、それはもう
はんだ付けしなくていい
に尽きる。

むかし自分が最初に自作キーボードキットを買ったときは、はんだごて一式を購入して、慣れないはんだ付けを頑張ったあと、ドキドキしながら PC に接続してぜんぜん動かなかった。4

その点、Corne V4 シリーズではキットを購入するとダイオードやマイコンが既にはんだ付けされた状態で届く。完成品でこそないものの、部品を揃えてパチパチと嵌めていくだけで完成するので難易度はかなり低い。

「はんだごてを用意しないといけない」「失敗するかもしれない」というハードルを吹き飛ばしたのは偉業と言える。5

何を買えばいいのか

それぞれのパーツについて規格とか種類とか特徴とかの話はしない。入門者向けなので「とりあえずこれ買えばできる」を列挙する。詳しいことが知りたければインターネットにたくさん情報が転がっているので。

  • 基板: Corne V4 Chocolate
    • かっこいい専用ケースが付属している
  • キースイッチ: Kailh Deep Sea Silent Whale Mini x 46個以上
    • 【注意】間違って Mini じゃないやつ (MX とか Pro Box とか) を買ってしまうと Corne V4 Chocolate に嵌まらない
  • キーキャップ: SMOLO low profile keycap set x 1セット
    • セットを買うとちょっとキーが余るけどまぁ予備と思えばよい
    • 「ブランク (無刻印) キーキャップはキモすぎ!!!」という人は このへん から好きなのを選ぶとよい
  • TRRS ケーブル (こういうの) ※ 左右を接続するのに使う
    • 【注意】オーディオで使われるミニプラグケーブルと同じ形だが、3極 (TRS) ではなく4極 (TRRS) のものを使用する必要がある
    • 両端がL字の 50cm くらいのケーブルがあると最高だが、探してもいいやつが見つからないので、自分は 50cm のストレートケーブルにL字アダプタを付けている
  • USB Type-C ケーブル
    • キーボードと PC を接続するのに使用するケーブル
    • データ通信ができれば (充電専用ケーブルとかでなければ) なんでもよい

また、以下は「必須ではないがあるとよい」もの。

  • USB マグネットアダプタ
    • 有線キーボードは USB ケーブルの抜き差しによって USB ポート部分が物理的に故障しがちという課題があるので、この部分をマグネットで着脱できるようにしておくと負荷がかからなくて安心
    • たとえば CIO やつだと ストレートL字 が選べて良い
  • ブロアー (こういうの)
    • 黒いキーボードはホコリが目立ちがちなので、ブロアーがひとつあると手入れがしやすい
    • 100均でも売ってる

キーマップ

ハードウェア (キーボード本体) が上手く組めたら、次はキーマップである。

標準的なキーボードよりキー数が少ないということは、つまり一部のキーはレイヤーなどを駆使してなんとかする必要があるということであり、この設定には正解がない。

自分に合ったキーマップを模索するのも自作キーボードの楽しみのひとつではあるが、さすがに入門者向け記事を「正解はないので各自よしなに」で終わらせるのは忍びない。

なので一応、自分のキーマップ設定を紹介しておく。

Layer 0 (デフォルト)

Layer 1 (数字と記号)

Layer 2 (ほぼ使わない)

自分は状況によって外部キーボードを使わない (MacBook の標準キーボードを使う) ことが多々あるので、「標準キーボードと行き来できるようなキーマップ」というのがテーマになっている。

  • おおまかな位置は標準レイアウトから変えない
    • 親指は space command (Win, GUI) option (Alt) と IME 切り替え
      • 自作キーボード勢には「親指 enter」が人気のようだが、これに慣れると標準的な配列が触れなくなってしまうので...
    • 左端は tab control (Ctrl) shift
      • capslock ? 知らない子ですね
    • 右端は backspace enter矢印
      • デフォルトレイヤにどうしても矢印キーが欲しかった
        • その代償として記号をすべてレイヤ1に追い出す羽目になったが、逆に統一感があって気に入っている
  • 数字はテンキーレイアウト
    • ここだけは標準レイアウトと大きく異なるが、そもそも標準レイアウトは数字が入力しづらい
    • テンキーレイアウトだとキー印字を見ないでも数字が打てるようになって快適
  • レイヤは実質2つ (デフォルト+1) のみ
    • レイヤを3つ以上覚えるの無理では?頭バグる
    • 右手と左手どちらの親指で space ホールドしても Layer 1 になるようにすると脳の負荷が低い

  1. Cornix LP 無線分割キーボード – JezailFunder Japan
  2. 分割キーボード MISTEL MD650L を買った - ほとラボ
  3. Corne V4 Chocolate
  4. 【はじめての自作キーボード失敗した話】なんか一部のキーが全然反応しなかった。自作キーボード Discord で有識者に助けを求めて「ProMicro が悪そう」というアドバイスをいただいたが、コンスルーを使わずに普通のピンヘッダをはんだ付けしてしまっていたので取り返しがつかなくて終わった。ビルドガイドはちゃんと読んだほうがいい。
  5. 調べた限りでは、はんだ付けが一切不要のキーボードキットを販売したのは Corne V4 が初なのではないかと思われる。

ITエンジニアでもエフェクターが使いたい!

ちゅらデータアドベントカレンダー2025 (シリーズ2) 1日目の記事ですが、普段の業務とは一切関係ないネタでお送りします。

エフェクターってカッコいいですね???

好きなバンドの足元解説動画とかつい観てしまうし

www.youtube.com

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」8話のライブシーンではグダった空気を打開すべく主人公ぼっちちゃんが Blues Driver を力強く踏むシーンが印象的だったし

自分は ギター1ミリも弾けない けど、日常生活の中でエフェクター踏んでみたい!と思うわけです。踏んでみたくない?

仕事机の足元にエフェクターを置いておいて、ここぞというときにオラァ!ってやりたいよね

...

というわけで

ご用意しました、BOSS DS-1 です。詳しくないけど定番のやつだと思う

これはディストーションなので歪むやつ、それくらいは知っている。オーバードライブとどう違うのかは知らない

...

今回はこれを

こうして、

こうじゃ!!

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!

以上です

作り方

以下の記事を参考にごちゃごちゃやってたら動いちゃったので、作り方に関しては特に書くことがない

zenn.dev

需要まったくないと思うけど一応ソースコード置いておく

github.com

使ってみた所感

踏んだときの音が青軸の100倍くらいうるさい

おまけ

なんとこいつ、Vial でキーマップ変更が可能!

半角/全角 を割り当てれば華麗に IME オン・オフできるし、

Enter を割り当てて力強く「ッターン!!」してもいい

自由自在

1キーしかないくせにあまりにも生意気

子供用 GPS 端末の精度比較

ガジェットオタクが高じた結果 (?)、子供に持たせる GPS 端末が3台になってしまった。

  1. 子供が小学生になり外に遊びに行くようになったので「みてね みまもりGPS」を購入
  2. 学校に行くとき以外は腕時計型のほうが良いかも?と思い「myFirst Fone R2」を購入
  3. myFirst Fone R2 を使ってみたところ「なんか GPS 精度がイマイチじゃない...?」となり「キッズケータイ コンパクト SK-41D」を購入

せっかくなので、GPS 性能を比較してみることにした。

各製品をざっくり紹介

今回比較した3つに加えて、Apple Watch についても紹介する。

みてね みまもりGPS

mitene.us

MIXI が作っている GPS 端末。 写真共有アプリの「みてね」は使っている人も多いのではなかろうか。

「みてね みまもりGPS」は今回比較する他の製品とは違って画面がなく "GPS 端末" として特化しているが、ボタンを使用して音声を送ることができるので必要十分な機能がついていると言える。

アプリがかなり使いやすくて良い。

ボイスメッセージが使えるプランが 748円/月 で、GPS のみのプランが 528円/月。

myFirst Fone R2

多機能キッズスマートウォッチ|myFirst Fone R2【eSIM・GPS・ビデオ通話】マイファーストフォンjp.myfirst.tech

シンガポールの会社 (?) が作っている子供用スマートウォッチ。

R シリーズが丸形で S シリーズが四角型。 今回使用する R2 は R シリーズの中では最新型 (2023年発売) だが、S シリーズには2025年発売の S4 というもっと新しいやつがある。

myFirst Fone は多機能ではあるものの、全体的に UI がわかりにくい感がある。

物理 SIM が挿せる旧モデルでは通信事業者を選ぶことができたが、最近の eSIM モデルは選択できない。(980円/月)

キッズケータイ コンパクト SK-41D

www.docomo.ne.jp

セイコーソリューションズが製造してNTTドコモから販売されている子供用スマートウォッチ。

キッズケータイシリーズ初の腕時計型であり、後継機種は出るかどうかはこの SK-41D の売れ行きにかかっているが、インターネット検索した限りでは全然話題になっていないような気がする。先行きが危ぶまれる。

アプリは使いづらいというより面倒くさい。 初期設定のアプリと通知を受け取るアプリが別で、さらに位置情報を見る方法は Web アプリなの何?

通常の通信プラン (キッズケータイプラン, 550円/月) に加えて位置情報追跡のためにオプション (イマドコサーチ, 330円/月) に加入する必要があるが、それでも myFirst Fone より安い。

(補足) Apple Watch セルラーモデル

子供の位置情報追跡に Apple Watch のセルラーモデルを使用している人も多い。Apple Watch には「子ども向け設定」という機能があるので、これを使うと簡単に設定できる。

www.apple.com

ネックになるのは価格で、現行機種で最も安い Apple Watch SE3 (セルラーモデル) の Apple Store 価格が45,800円なので、子供に持たせるガジェットとしてはまぁ高い。親のお下がりを渡せるなら良いかもしれないが、残念ながら我が家にある Apple Watch はすべて GPS モデル (※ モバイル通信できない) だった。

また上記で紹介した機種と違い、Apple Watch は移動経路の追跡はできない。あくまで「今どこにいるか」がわかるだけなので、それで問題ないという場合は選択肢に入るかもしれない。

GPS 性能を検証

3台すべてをカバンに入れて、近所の川沿いの道を歩いてみた。位置情報の取得頻度はそれそれの端末で設定できる最短間隔にしている。

結果が以下。

みてね みまもりGPS」すごい。さすが GPS 端末として特化しているだけのことはある。アプリの使いやすさも相まって総合的に満足度が高いプロダクトに仕上がっている。この性能を維持したまま腕時計型になってくれないかな〜〜〜、リッチな画面とか無くていいので...。

キッズケータイ コンパクト SK-41D」も精度は十分だと思われる。 だたしコイツ、今回のように屋外にいるときはちゃんと精度が高いのに、建物の中にいると精度が著しく落ちて移動経路ログが荒ぶる。まぁ GPS の仕組みを考えれば仕方ない気もするが、ひどいときは 1km くらいブレるので流石になんでやねんと言いたくなる。

myFirst Fone R2」は... 正直イマイチだった。「だいたいの場所がわかる」くらいのものと思ったほうがよい。屋外にいても 300m くらいブレることがある。ていうかこれ5分間隔でとれてなくない?? ただし S シリーズ最新型の「myFirst Fone S4」では精度が向上しているという話なので、そちらには期待しても良いのかもしれない。

(自作キーボード) 使わないキーを無効化する

自作キーボードにハマってはいるが、自分で設計するほどではなく、誰かが設計して頒布してくれている基板を使ってパーツを試行錯誤するなどして楽しんでいる。同じような人は多いのではなかろうか。

そういうことをやっていると、「このレイアウトすげー好みなんだけど、このキーは使わないんだよな」ということがままある。

「キーマップで何も割り当てないようにして、使わないようにすればいいじゃん」と思う人もいるかもしれないが、そういうことではなくて、そこにキーがあるというだけでミスタイプしてしまったりするので、やはり物理的にキーがなくなってほしい。

手軽に解決する方法として「キースイッチブロッカー」がある。

darakuneko.booth.pm

これでいいっちゃいいのだけど... 似たようなものを簡単に作れないかと考えた。 はじめは粘土みたいなものでそれっぽい型をとれないかと思ってやってみたが、全然うまくいかなくて諦めた。 3D プリンタを持っていれば簡単なんだろうけど持っていない。(置く場所がない...)

で、最終的に「余っているキースイッチをうまいこと使うのが最も手軽」となった。

まず、余ってるキースイッチを分解してバネを外してしまう。バネがなくなるとステム (キーキャップを嵌める突起部分) が常時下がった状態になる。

常時下がった状態だとキーが押しっぱなしになってしまうので、接点となる箇所をニッパーで切る。

接点となる箇所を切った様子

これでこのキースイッチは物理的にも電気的にも「何もしない」やつになった。

あとは背の低いキーキャップを嵌めてやれば、良い感じに低い位置で固定されてくれる。 下記画像は Tai-Hao MT 165 を嵌めた様子。

使わないキーが低くなってくれたおかげでめちゃめちゃ打ちやすくなった。

キーキャップ染色ログ

自作キーボードのキーキャップを自分で染色してみた。

経緯

自作キーボードにハマってから SMOLO というキーキャップが気に入っていてよく使うようになった。

shop.beekeeb.com

ただこのキーキャップが惜しいのは「白と黒しかない」という点。

真っ白や真っ黒じゃなくて、せめて中間のグレーとかがあれb...
自分で作ればいいのでは???

検討

「キーキャップ 塗装」でググっていると、スプレーでやっている人が多い。

しかし2,3個ならともかく大量のキーキャップをやるには大変そうだし、今回はそこまで鮮やかな発色を求めているわけではないのでスプレーで頑張るほどではないなぁ... となる。

したら、「塗装」ではなく「染色」している人を見つけた。

note.com

染色であれば大量のキーキャップをやってもそこまで大変ではなさそうだし、いいかもしれない!

準備

プラ染め太郎 (グレー) を購入。

その他用意したもの

  • 小ナベ (16cm)
    • 底面積が大きいと染料液を多く作らないといけなくなるので小さめのやつにした
    • 家にある調理用のやつを使うのはこわいので染色用に新しく買った
  • ザル
    • 必須ではないがあると何かと便利
  • 温度計
    • 染料液を 70-80℃ にしないといけないので必要
  • スポイト (園芸用のデカいやつ)
    • 原液を 10mL とか計量するのであったほうがよさそう
  • タイマー
    • スマホでもいい
  • キッチンペーパー

実践

やっていく。

まずは中性洗剤でキーキャップをよく洗う。 面倒くさいけど汚れているとかなり色ムラになることが (あとで) わかったので洗うのは重要っぽい。

さっそく煮ていく。

プラ染め太郎の手順通り20倍希釈で 600mL 作った。(ちょっと多かったかも)

80℃ になるまで加熱したら火を止めてキーキャップを投入。

3分経ったら引き上げて水でよく洗い、乾かす。

どん!

ん?

んんん?

※「Keychron みたいなグレーにしたいなー」と思っているので Keychron に嵌めて比較している様子

グレーっちゃグレーなんだけど...、なんかちょっと緑っぽくない??

再検討

なんかちょっとだけ気に入らないので、どうしたらいいか考えていく。

※ この先の色の話は「素人が推測で適当なこと言ってるだけ」なので悪しからず

これは上述の写真にガウスぼかしをかけてカラーピッカーでキーキャップ部分の色を CMYK で取ってみた様子。

左が染めたやつで、右が Keychon。

マゼンタ成分の主張が弱い せいで緑っぽく見えてそうだな?? (適当な予想)

じゃあマゼンタの主張がつよいパープルとかを入れたら良い感じになるのかもしらん。

シアンが入りすぎるかもしれないけど、青っぽくなるならまぁ多少は許容できるか。

やりなおし

パープルを買ってきた。

今度はグレーに対して10%弱のパープルを混ぜて、こないだ染めたやつをもう一度投入して3分煮る。

どどん!

おおおおお???

けっこう良い感じなのでは?

予想通り青が入りすぎて Keychron と同じ色にはならなかったけど、これはこれで好みの感じなので無問題。

市販の 黒/白 と並べてみた図。 オリジナリティがある。

キーボードに嵌めてみるとこんな感じ。

キースイッチ (Kailh Deep Sea Silent MINI) が青いので割とマッチしているように思う。

所感

混色が一発で狙った通りの色になって正直ビビった。

ただ、一度グレーに染めたやつを2回目で グレー+パープル で染めたので、再現性が怪しい。真っ白から染める場合はグレー95%パープル5%くらいにして5分くらいやると同じ色になってくれるだろうか?と思っているが、やってみないとわからない。(やってない)

まぁビギナーズラックとはいえ、好みの色が作り出せたので満足。

補足

このあと、古くて黄ばんでしまった別のキーキャップをグレー90%パープル10%で煮てみたところ、だいぶパープルが強く出てしまった。

緑がかってたときはマゼンタが打ち消されてくれたが、黄ばみに対してはシアンが打ち消されてマゼンタが残ってパープルっぽさが増したのかもしれない。

あと中性洗剤で軽く洗っても汚れが目立つようなかたちで色むらが出てしまったので、キーキャップ染色をやるなら新品を使った方がいいように思った。

子ども用のデスクトップ PC 環境を作った

はやいもので子どもが今年から小学生になり、「そろそろコンピュータというものを触らせてみるか」ということで子ども用のデスクトップ PC 環境を作った。

普通に考えたら安い Chromebook か何かを買い与えればいいのだけど、家に「買ったはいいものの持て余している Raspberry Pi 5」が転がっていたのでそれを軸に組んでいくことにした。

結果的にかなり良い感じに作れたとは思うが、「親の自己満足では」という気はしなくもない。

# 買ったもの

Raspberry Pi 5 (8GB)

Raspberry Pi 5 / 8GB — スイッチサイエンス

家に転がっていたので。

子どものタイピング練習くらいなら 4GB モデルでも全然問題なさそう。

Raspberry Pi 5 ケース

Raspberry Pi 5用公式ケース Red/White — スイッチサイエンス

子どもに触らせる予定なのでケースはつけとくか、という。

公式ケースは今回はじめて買ったのだけど、思ったより作りが良かった。

Raspberry Pi モニタ

Raspberry Pi モニター 15.6インチ — スイッチサイエンス

わざわざ Raspberry Pi 公式のモニタを買う必要はないのだけど、色がラズパイ公式ケースと同じなので良い。

こいつはラズパイの USB Type-A ポートからの給電 (5V/1A) で動くというのがすごい。(※ ただし輝度や音量が制限される) USB Type-C の PD で動くモバイルモニタは数多あるが、だいたい 5V/3A は要求される。

一方で Type-C による映像入力はできないので、そのへんの機能が欲しい人は普通のモバイルモニタを買ったほうが良い。 ライズパイでしか使わない場合はそもそも Type-C 映像出力に対応していないので関係ない。

電源

Raspberry Pi 公式ACアダプター(27W USB PD Type-C) — スイッチサイエンス

ラズパイ5は USB PD (5V/3A) でも動くので必須ではない。今回はラズパイからモニタに給電したかったので一応 5V/5A で動かしておくか、となった。

USB PD で 5V/5A を給電できる電源は一般的ではなく、ラズパイ5が発売されてからは少しづつ増えてきてはいるもののまだ珍しい。

5V/5A 対応を謳っている電源でも出力が安定しないものがあるという話も聞くので、「電源はケチるな」という師 (?) の教えにしたがって純正のやつを買った。

参考: Raspberry Pi 5は5V/5A対応電源アダプター以外でも使用可能なのか?純正電源と非純正電源で高負荷時の安定性を比較してみた - GIGAZINE

HDMI-microHDMI アダプタ

HDMI(メス) - Micro-HDMI(オス)変換ケーブル [SC0224] — スイッチサイエンス

これまでラズパイは SSH によるリモート接続でしか使ってこなくて、microHDMI から映像出力というのはやったことなかった。

家に microHDMI ケーブルは転がっていなかったのでアダプタを買った。(HDMI ケーブルはたくさん転がっていた)

VESA スタンド

ラズパイモニタは自立するのでスタンドいらんやろと思っていたけど、置いてみたらイマイチ使いにくい感じだったので VESA スタンドを買った。

いい感じの高さになるのと、モニタ下にキーボードなどを仕舞えるようになるのが良い。

ちなみにこれ角度は変えれるものの高さが変えられないというのは別売り VESA スタンドにあるまじき機能性の低さだと思う。 見た目が気に入ってるからいいけど。

あとラズパイモニタの各種接続端子は VESA 穴の内側にあるので、スタンドを取り付けてしまうとケーブルの抜き差しができなくなる。面倒。

キーボード

これは iPad に繋いでタイピング練習させようと思ってちょっと前に買ったやつ。 はじめから PC に繋ぐ目的で買うのであれば USB ドングルで接続するバージョンのほうが良いかも。

キー配列については親が US 配列使いなのでちょっと迷ったが、さすがに学校で使うキー配列は JIS だろうから無難に JIS を与えることにした。

マウス

これは安いというのもあるけど、小さいというのが良い。 6歳だとまだ手が小さいので普通のマウスだとちょっと扱いづらそうであった。

その他

家に転がっていたのを使ったので特に買ってはいないが必要だったもの

  • microSD カード
  • HDMI ケーブル
  • 電源タップ

# セットアップ

最新の Raspberry Pi OS (Desktop が入っている 64bit 版の普通のやつ) を microSD に焼いて動かしただけ。 Raspberry Pi Imager を使うと Wi-Fi の接続情報などをイメージを焼く際に設定しておけるの本当に便利な。

動かしたあとは、UI を日本語化して Mozc で日本語入力できるようにしたくらいで、あまりいじらなくても触れそう。

標準ブラウザが Chromium なのだけど、Wayland + Chromium だと Mozc で日本語入力ができないという問題があって地味に困る。 しかしさすがにこんな問題のために X11 入れたくない。

※ この記事の対処法で解決できるかもしれない。
ラズパイbookworm – ついに解決? wayland chromiumで日本語入力できない問題 | Yagifulのブログ

まぁ最初から Firefox も入っているのでそちらを使えばいいではある。

# 所感

総額6万円弱 かぁ...。

いろいろと妥協すればもうちょっと安くできたとはいえ、教育目的だけなら普通に Chromebook とかを買い与えたほうがいい気はする。(知ってた)

あとやはりデスクトップ PC だと動かしづらいうのもあって置き場所に困る。 普段はしまっておいて、使うときだけ出してくればいいノート PC は便利。(知ってた)

ひとつ良かったこととしては、子どもとこの構成を組み立てながら「このモニタは画面を映すだけのやつで、こっち (ラズパイ) がパソコンの本体だぞ」とか「電気がないと動かないな?電源をつないでみよう」とか、そういうコンピュータの仕組みみたいなところをちょっと教えれたところだろうか。